研究分担者 |
菅 敏幸 静岡県立大学, 薬学部, 教授 (10221904) [辞退]
鈴木 智大 宇都宮大学, バイオサイエンス教育研究センター, 准教授 (10649601)
野村 崇人 宇都宮大学, バイオサイエンス教育研究センター, 准教授 (60373346)
謝 肖男 宇都宮大学, バイオサイエンス教育研究センター, 准教授 (30610323)
室井 誠 国立研究開発法人理化学研究所, 環境資源科学研究センター, 専任研究員 (30261168)
高橋 公咲 東京農業大学, 応用生物科学部, 教授 (30374622)
一家 崇志 静岡大学, 農学部, 准教授 (90580647)
伊藤 英人 名古屋大学, 理学研究科, 准教授 (70706704)
天池 一真 名古屋大学, 物質科学国際研究センター, 助教 (00866600)
大内 仁志 静岡県立大学, 薬学部, 助教 (70798842)
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今後の研究の推進方策 |
今後の研究の推進方策を以下に箇条書きする。 1) コムラサキシメジでのAHXの1,2,3-triazine骨格の形成メカニズムを明らかにする。2) 果実の成熟・老化におけるFCs化合物の内生量について検討する。FCsの根寄生植物種子発芽の影響について検討する。3)S-ICAr-H 以外のSAM類縁体の化学合成方法を検討する。4)表面プラズモン共鳴法により,AHXとAHX結合候補タンパク質であるイネのATPaseサブユニットBの結合を検討する。5)AHX類縁体の2-アザアデノシンが植物に内生している可能性を検討し,その可能性があれば,位置選択的にアルキル化された2-アザアデノシン類の合成方法の開発を目指す。6)ICAに対するC2位への触媒的C-Hアリール化反応を用いてICA誘導体のライブラリーを構築し,その生物活性をICAや他の FCsと比較する。7) イネコアコレクション102系統の地上部ならびに地下部の長さに対するAOH応答性を評価し,イネの生育調節におけるAOH作用機序の遺伝的多様性を検討する。 AOH応答の相対根長に基づいたGWASを行う。8)AOHのヒトの肌に対するさらなる効果を明らかにし,応用面では,AOHが化粧品原料として上市を目指す。
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