現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
電気化学的な呼吸測定により、血管構造を有し高機能化した細胞スフェロイドの代謝評価を行い、血管構造の有無と薬剤代謝の関係を調査した。血管構造によってスフェロイドの薬剤感受性が高まったことが示唆され、電気化学計測が高感度な測定ツールであることを示すことができた[1]。また、スフェロイドの呼吸活性をハイスループットにイメージングする電気化学発光測定システムを構築し[2]、これらの成果を論文として公表することができた。 [1]K. Hiramoto et al., Electrochimica Acta, 340, (2020), 135979. [2]K. Hiramoto et al., Biosensors and Bioelectronics, 181, (2021), 113123.
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