研究課題/領域番号 |
20K00022
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分01010:哲学および倫理学関連
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研究機関 | 崇城大学 |
研究代表者 |
鈴木 俊洋 崇城大学, 総合教育センター, 教授 (80645242)
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研究分担者 |
藤原 厚作 大分県立芸術文化短期大学, その他部局等, 講師 (60912467)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 技術哲学 / 職人 / 専門知 / 熟練知 / 技術に同行する倫理学 / スマート農業 / 自動化技術 / 農業技術 |
研究成果の概要 |
技術の発展が人間や社会に与える影響について、倫理学の立場から考察するための枠組みを、技術哲学を参照して作成し、「技術に同行する倫理学」という標題のもとでまとめた。科学技術者の持つ熟練知に焦点をあてた科学論を「科学論の第三の波」という標題のもとでまとめた。その成果を、論文や口頭発表の形で発表した。 上述の枠組みで具体的に、熟練農業者へのフィールド調査の結果、近代日本の職工の技術に焦点をあてた記述、スマート農業についての調査、などについて考察した。その成果を、研究分担者との共著や共同発表も含めた、数編の論文や数回の口頭発表(国際学会での二回の発表を含む)の形で発表した。
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自由記述の分野 |
哲学・倫理学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
技術哲学に基づいて、技術発展を規制する立場でもなく、技術発展に無条件に賛同する立場でもない、技術に付き添い善い方向に導くことを目的とする「技術に同行する倫理学」の立場を使いやすい道具としてまとめた。このことは、技術哲学や技術倫理学における新しい考察枠組みの形成につながる学術的意義を持つ。 哲学的考察によってえられた考察枠組みを具体的に、農業技術や近代日本の職工のあり方に適用して考察した。その結果は、具体的に農業技術が発展するときや、自動化技術が発展するときに、例えば「スマート農業」の発展において倫理学が何に焦点をあてるべきかを提言する社会的意義を持つ。
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