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2023 年度 実績報告書

近世ヨーロッパ美術における入浴-象徴・行為・場

研究課題

研究課題/領域番号 20K00172
研究機関金沢美術工芸大学

研究代表者

保井 亜弓  金沢美術工芸大学, 美術工芸学部, 教授 (30275086)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワードディアナ / アクアイオン / カリスト
研究実績の概要

最終年度である今年度の一番の成果は、ドイツ・ルネサンス期の入浴について博士論文を書いたヤン・ダフィット・メンツエル氏、とアド・スタインマン氏の仲介により面談できたことである。筆者は彼の論文に触発されて「Where has Paris Gone? Beham's Fountain of Youth reconsidered](2016)を書いたが、メンツェル氏は博士論文における最後の「若返りの泉」扱った症で筆者の説を引用していた。彼の論文は夏頃に『Bad und Akt』として出版される予定である。彼の研究は、15,16世紀北方とくにドイツを中心にして、書籍の中の風呂という章を設けている点に特徴があるといえる。氏とは方向性が少し異なるものの、参考になる点が多々あり、何よりも同様の主題に関心を持っているという点で、実りある意見交換ができた。氏とはこれからもコンタクトを取っていく予定である。
本研究全体としては、やはり美術史における主題にもあたっておく必要があると考え、中世からバロック時代までのキリスト教主題の「スザンナと長老たち」「バトシェバの入浴」だけでなく、ギリシア・ローマ主題の「ディアナとアクタイオン」「ディアナとカリスト」についても図像の考察をおこなった。この古代の主題においては、オウィディウスの『変身物語』が中世を通じてどのように受容されたか、が重要な問題となることが理解された。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2024

すべて 雑誌論文 (1件) (うちオープンアクセス 1件)

  • [雑誌論文] New Provenance of the ’Christ and the Virgin' Tapestry in Dumbarton Oaks2024

    • 著者名/発表者名
      Ayumi YASUI
    • 雑誌名

      Bulletin of Kanazawa College of Art

      巻: 68 ページ: 52-54

    • オープンアクセス

URL: 

公開日: 2024-12-25  

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