研究実績の概要 |
本課題(世界文学としての近代日本長編小説についての総合的研究)の三年目として、主に大江健三郎、川端康成、三島由紀夫、石牟礼道子を取り上げて研究を進め、その成果の一部をThe Dark Elements Of The Otherwise Bright Nobel Prize(American Comparative Literature Association,2022年6月18日、オンライン開催)、The Nobel Complex in Japan and China (Literature in the Nobel Era: Regimes of Value, 2022年8月24-26日,ドイツ文学資料館)、Comprendre et interpreter l’oeuvre de Mishima aujourd’hui(2022年12月7日, パリForum des images)、 Lighter and Darker Aspects of the Nobel Prize in Literature(2022年12月8日, パリ・シテ大学)などの国際シンポジウム、学会で発表し、内容の活字化を進めている。また、リール大学と白百合女子大学の共同セミナー(『仮面の告白』を読む)も二年目となり、その成果を活字化して発表した(「国文白百合」54号)。ほかに、Soggiorno a Venezia. D’Annunzio nella Recherche: un ineditoに序文(イタリア語)を寄せた。
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