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2023 年度 研究成果報告書

太宰治研究資料の情報ネットワークの構築

研究課題

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研究課題/領域番号 20K00312
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分02010:日本文学関連
研究機関東京大学

研究代表者

安藤 宏  東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 教授 (30193113)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワード太宰治 / 近代文学 / 小説 / 文学館 / 直筆資料
研究成果の概要

太宰治の研究資料に関し、日本近代文学館、山梨立文学館、青森県近代文学館、三鷹市スボーツと文化財団ほか各地の公共施設と連絡を取り合い、展示の協力、新資料収集の橋渡し、情報交換等を行った。こうした活動を通して得られた知見を元に、太宰治に関する永年の研究を集成した『太宰治論』(東京大学出版会、2021年12月、1184p)を刊行した。また、その過程で収集した数多くの複写資料を製本整理し、公共機関に寄贈する準備を進めることができた。

自由記述の分野

日本近代文学

研究成果の学術的意義や社会的意義

太宰治の重要資料の発掘、公開促進、さらには文学館の展示等の催しに協力することができ、文学館、資料館と研究者との相互連携の前例を作ることができたと考える。また、そのこうした調査の成果を生かした『太宰治論』(東京大学出版会、2021年12月)が、2024年3月に日本学士院賞を受賞し、特別資料を生かした近代文学研究のあり方として、社会的な評価を得ることができたものと考えている。

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公開日: 2025-01-30  

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