研究課題
研究課題の「ピューリタン革命期における王党派説教家による断食説教研究」はピューリタンとは思想的にも異なる王党派説教家による断食説教研究である。ピューリタン説教家は反体制的説教家で当然のことながら現政治体制を批判するが、王党派説教家は現体制の維持・管理に奔走し、反体制派のピューリタン説教家と激しく対立する。本研究では王党派説教家による断食説教研究においてその対立がどのような形で行われているかを個々の王党派説教家を取り上げ、その対立を論じている。
2: おおむね順調に進展している
現在王党派説教家の断食説教を精読し、その評価に着手している。
ピューリタン説教家の断食説教との比較を念頭に入れ、王党派説教家の断食説教の特徴を研究している。
購入予定の研究書が未着のため。