研究課題/領域番号 |
20K00495
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02040:ヨーロッパ文学関連
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
野津 寛 信州大学, 学術研究院人文科学系, 教授 (20402092)
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研究分担者 |
納富 信留 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 教授 (50294848)
吉川 斉 成城大学, 文芸学部, 准教授 (60773851)
葛西 康徳 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 名誉教授 (80114437)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | ギリシア悲劇 / 西洋古典学 / 比較文学 / 受容研究 |
研究成果の概要 |
コロナ禍によって生じた様々な行動制限のため研究目的の達成が危ぶまれたが、海外における英語による研究会の開催、仏語による研究成果の発信、海外研究会者たちとの密接な連絡と交流を通じて、あくまでも国際共同研究というステージに立脚した古代ギリシア悲劇の受容研究という国内では相変わらずマイナーな研究領域において、国際的な期待に応える成果を実現すると共に、日本におけるギリシア悲劇受容(特に東京大学ギリシア悲劇研究会)に関するデータベースの技術的な諸問題をおおむね解決し、次年度からの研究計画に繋げることが出来た。
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自由記述の分野 |
ヨーロッパ文学研究
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現在の欧米においては、古代ギリシア悲劇の受容(翻訳・翻案・上演)に関する実証的研究が古代ギリシア悲劇研究の欠くべからざる部分と見なされている。日本においては、古代ギリシア悲劇の受容研究は相変わらずマイナーな研究領域に留まっており、この点について日本のギリシア悲劇研究者たちは国際的な期待に応えることが出来ていないという現状がある。本研究は国際共同研究というステージに立脚して、国際的な期待に応えるべく、日本におけるギリシア悲劇研究及び受容に関する研究の空白を埋め、基盤研究(C)17K02590で得られた知見をもとに、これまで漠然と前提としていた仮説をより明確な形で世に問うという意義を有する。
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