研究課題/領域番号 |
20K00501
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02040:ヨーロッパ文学関連
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研究機関 | 大阪公立大学 (2022-2023) 大阪府立大学 (2020-2021) |
研究代表者 |
村田 京子 大阪公立大学, 大学院現代システム科学研究科, 客員研究員 (60229987)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 19世紀フランス文学 / ジェンダー / モード / 絵画 |
研究成果の概要 |
ロマン主義文学(スタール夫人、バルザック、ジョルジュ・サンド)から自然主義文学(エドモン・ド・ゴンクール、ゾラ)まで、19世紀フランス文学を、関連する美術作品だけではなく、服装やモードを通して、社会的・歴史的・文化的観点およびジェンダーの視点から分析した。とりわけ、服装が文学作品において職業・身分・習慣・性格を表す記号として大きな役割を果たしていることを明らかにすると同時に、文学とモード史との深い関わりを浮き彫りにした。
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自由記述の分野 |
フランス文学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、フランス文学作品をモード、美術と関連づけながらジェンダーの視点から分析したもので、美術や服飾史の領域ともリンクさせた領域横断的な研究であることに、学術的意義が見出せる。また、服装の問題は19世紀フランスに留まらず、現代の日本にも深く関わるテーマで、本研究を通してこうした問題を考えるきっかけとなることに、社会的意義が見出せる。
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