研究課題/領域番号 |
20K00529
|
研究機関 | 津田塾大学 |
研究代表者 |
木村 朗子 津田塾大学, 学芸学部, 教授 (80433879)
|
研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
|
キーワード | 震災後文学 / 日本文学 / 文学理論 |
研究実績の概要 |
震災後文学について以下の論文を発表した。 「災厄の時代にとってうたとはなにか」『文学・語学』第231号(全国大学国語国文学会編)、「コロナ禍に病いをめぐって考えるー小林エリカ「脱皮」の示すもの」『日本文学』2021年5月号、「語り得ない記憶を語り出すために」『社会文学』第54号、「女たちの声は聴かれたか」『ジェンダー研究』第24号、「語り継がれるレジリエンス-震災後文学論」『臨床心理学』通巻128号 またレイチェル・ディニット氏、ダグ・スレイメイカー氏による『その後の震災後文学論』の英語訳をすすめ、相互チェックを終えた。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
2018年刊行の『その後の震災後文学論』の英語訳出版に際して、震災後10年以上を経過した現在の状況について序文を新たに加えた。
|
今後の研究の推進方策 |
当該研究成果の『世界文学としての〈震災後文学〉』をふまえ、さらに研究をすすめるために、共同研究者と国際学会でパネル発表を行なう。
|
次年度使用額が生じた理由 |
コロナ禍によって、当初予定していた『世界文学としての〈震災後文学〉』の出版をめぐる国際学会の開催ができなかった。本年度に行いたい。
|