研究課題/領域番号 |
20K00533
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02050:文学一般関連
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研究機関 | 大阪公立大学 (2022-2023) 大阪市立大学 (2021) 大阪経済法科大学 (2020) |
研究代表者 |
宋 恵媛 大阪公立大学, 大学院文学研究科, 教授 (60791267)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 日記研究 / ジェンダー研究 / 資料集刊行 / サハリン朝鮮人 / コリアン・ディアスポラ研究 / 在日朝鮮人一世女性 / 作品集刊行 |
研究成果の概要 |
本研究は、日本、米国、旧ソ連(ロシア・中央アジア)という、三地域のコリアン・ディアスポラの比較文化・文学研究であった。1940-50年代のディアスポラ文化の生成過程を比較しながら解明した。韓、日、中央アジア、ドイツにおいて、資料調査と聞き取り調査を行いつつ、識字、教育、文芸、翻訳 、検閲、ジェンダーの側面から検討し、その成果を積極的にアウトプットした。コロナの感染拡大による渡航制限が長く続いたため、当初の計画よりも海外での調査は思うようにいかなかったとはいえ、代わりに資料調査や整理、出版などを集中的に行うことができた。
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自由記述の分野 |
在日朝鮮人文学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
韓、日、中央アジア、ドイツといったコリアン・ディアスポラの居住する地域で資料調査と聞き取り調査を行いつつ、それらを識字、教育、文芸、翻訳 、検閲、 ジェンダーの側面から比較検討した。また、日本国内外での学会発表や資料集や作品集の出版、論文発表を数多く行うことで、各地域のコリアン・ディアスポラ研究のみならず、日本近現代史や文学、そして冷戦研究の深化にも貢献しえたと考える。
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