本研究は、日本政府がパブリック・ディプロマシーの一環として実施している「日本語普及」に関し、その政策の立案過程を分析するとともに、その過程において日本政府は、日本国民に対して日本語普及の意義をどのように説明してきたのか、また、日本国民の意見や認識を如何なる形で、その政策立案に反映してきたのかを明らかにすることを目的としていた。 しかし、新型コロナウィルス感染症の感染拡大期と小康期が繰り返す中で、出張等を伴う対面型の調査は遅々として進まず、また、研究代表者が体調を崩したため、研究活動の遂行・継続そのものを断念せざるを得なくなった。 このため、本研究による実績は下記にとどまる。 嶋津拓(2022)「言語政策の評価-どのような観点から評価するのか-」日本言語政策学会特別セミナー「言語政策研究への案内」(口頭発表)
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