研究課題/領域番号 |
20K00808
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02100:外国語教育関連
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研究機関 | 神田外語大学 |
研究代表者 |
WATKINS 聡子 神田外語大学, 言語教育研究所(Self-Access Learning Center), 准教授 (90837965)
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研究分担者 |
HOOPER Daniel 白鴎大学, 教育学部, 講師 (50837987)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 学習者オートノミー / 自律学習 / ラーニングコミュニティ / 学生リーダーシップ / アドバイジング / 協働学習 / 実践共同体 / 学習者エンパワメント |
研究成果の概要 |
本研究は、教育機関が学生の主体的かつ能動的な学びの機会を増やし、学習者オートノミー(学習者が自身や学習過程を深く理解し、学びに責任を持つ能力)を促進することを目的とし、学生主体型ラーニング・コミュニティの普及と、それを担う学生リーダー育成コースの開発を実施した。具体的には、1) 研究代表者の教育機関にて「他者のオートノミーを支援するコミュニティリーダー育成コース」の実践研究、2) 国内教育機関におけるニーズ分析、3) 国外(ブラジルパラ国立大学)の学生主体ラーニングコミュニティの視察を実施し、総括として、コースにおける理論と教材を本にまとめた (Watkins & Hooper, 2023)。
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自由記述の分野 |
外国語教育
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年、「個別最適な学びと協働的な学びの実現」として、児童を主体とした深い学びや、個々の興味関心の探求と他者との協働を通した、学習者自らが学ぶ力の育成が求められているが(文部科学省,2021)、国内においてそのような教育の例は限られている。本研究では、興味や目標を共有する学習者がコミュニティを運営し、学習言語を活用しながら協働するという、上記教育の実例にあたる学生コミュニティリーダーの育成と、それに伴う理論検討と教材開発を実施した。そのような研究は、言語教育の場に限らず、今後学習者主体、かつより包括的な教育の普及に貢献できるものと考える。
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