研究課題/領域番号 |
20K00836
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
立松 大祐 愛媛大学, 教育学部, 教授 (10756828)
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研究分担者 |
池野 修 愛媛大学, 教育学部, 教授 (70294775)
多良 静也 高知大学, 教育研究部人文社会科学系教育学部門, 教授 (00294819)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | リテラチャー・サークル / 統合型言語活動 / ICT活用 / リテラチャー・サークル指導モデル |
研究実績の概要 |
令和4年度まつやま教育研修センターフェスタにおいて,松山市立東中学校1年生はリテラチャー・サークルを取り入れた授業を公開した。授業者と松山市教育研修センター指導主事とともに,主体的・対話的で深い学びを実現する授業改善としてICTを取り入れたリテラチャー・サークルの指導方法を研究した。同校で教育実習中であった現職教員の愛媛大学教職大学院生も加わり,ロイロノートを有効に活用した指導方法を提案することができた。公開授業では生徒は自分の端末を活用しながら,生き生きと自分の意見や気持ちをやり取りすることができた。その後もICTを活用した指導法の研究と実践を重ね,令和5年には松山市立東中学校と宇和島市立津島中学校の2年生が,リテラチャー・サークルをを基盤にしたオンライン交流学習を実施することができた。この学習では、各学校でリテラチャー・サークルの話合い学習まで行い,話し合った内容を全体で交流する場面で遠隔地とのオンライン交流を行った。異なる地域の出身生徒がリアルタイムで意見を交わし合うことは、生徒の英語学習への動機づけを高めることが生徒の振り返りから示唆される。 令和5年11月には第73回全国英語教育研究大会(全英連愛媛大会)が開催された。中学校の授業実演発表では、砥部町立砥部中学校の3年生がリテラチャー・サークルを行うにあたり,指導についての助言を行った。これらの実践例が示すとおり、研究期間全体を通してリテラチャー・サークル時の生徒の話合いの実態を記録し,英語使用状況を明らかにする研究に加えて,ICTを活用した指導法開発のための実践と研究及び教員研修を実施したことにより,松山市内を中心にリテラチャー・サークルを指導できる教員の増加を実現することができた。 「リテラチャー・サークル研究会」のホームページを開設し、指導方法への理解を促進するための実践例を掲載している。
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