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2023 年度 研究成果報告書

英語教育の“インクルージョン,ユニバーサルデザイン,個別化指導”の議論と提案

研究課題

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研究課題/領域番号 20K00856
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分02100:外国語教育関連
研究機関群馬大学

研究代表者

飯島 睦美  群馬大学, 大学教育・学生支援機構, 教授 (80280436)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワード英語教育 / 個別化指導 / ユニバーサルデザイン / インクルーシブ教育 / 特別支援教育
研究成果の概要

「個別化指導を工夫、検討、決定する際に考慮すべき重要な項目を明らかにするために、11項目(①カタカナ習得・変換 ②カタカナ習得・音韻 ③アルファベット習得 ④音素分析・聴覚短期記憶 ⑤聴覚短期記憶・文字音同定 ⑥聴覚短期記憶 ⑦聴覚短期記憶 ⑧視覚短期記憶・音韻符号化 ⑨聴覚短期記憶・文字音同定・ワーキングメモリ ⑩聴覚短期記憶・音韻操作・ワーキングメモリ ⑪音韻符号化・語彙知識)からなる調査紙を使って、79名の高校生を対象として検討した結果、カタカナ音文字変換能力、アルファ
ベット音文字変換能力、聴覚短期記憶、視覚短期記憶、ワーキングメモリの間に高い相関がみられることがわかった。

自由記述の分野

英語教育

研究成果の学術的意義や社会的意義

「インクルーシブ教育、ユニバーサルデザイン教育、そして個別化指導」といった用語は、特別支援教育研究の発展により広まっているものの、実際はあまり理解されていない現状にある。これらを整理し、理解を矯正することが学術的独自性であると考える。
また、教育現場において教師が全ての学習者の能力を向上させるための具体的な個別化指導を工夫、検討、決定する際に考慮すべき重要な項目、プロセス、方法を、学習者の認知能力の観点(学習者の認知特性、学習者の優位な感覚、学習に難しさをもたらす要因など)から明確にし、教師のリカレントにつながることが社会的意義と考える。

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公開日: 2025-01-30  

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