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2022 年度 実施状況報告書

ベトナム刊行仏典よりみる近世近代東アジア仏教典籍刊行史の研究

研究課題

研究課題/領域番号 20K01029
研究機関関西大学

研究代表者

宮嶋 純子  関西大学, 東西学術研究所, 非常勤研究員 (80612621)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワードベトナム仏教史 / 仏典刊行史 / 東アジア仏教史
研究実績の概要

国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(A)・課題番号19KK0298)により、2022年3月より23年3月まで、ベトナム社会科学院宗教研究院において調査研究を実施したため、2022年度中は本課題の研究を中断した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

新型コロナウイルスの流行に伴い初年度からこれまで計画していた実地調査が行えていないことと、国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(A))による調査研究の実施につき2022年度中は本課題の研究を中断したため、本研究課題の進捗は「遅れている」と判断した。

今後の研究の推進方策

2023年4月より本課題の研究を再開する。主に、ベトナム北部の諸寺院(ハノイ市バーダー寺・クァンスー寺・バクニン省ティエウソン寺・ハイフォン市ヴァンクアン寺・タイビン省ケオ寺等)の所蔵する古典籍の調査を通じて、近世ベトナムにおける仏典刊行事業の実態を解明するとともに、東アジア他地域(中国・朝鮮・日本)との事例の比較研究を行い、近世近代の東アジアにおける仏教典籍の刊行史について、刊行された典籍の流通や受容の状況、各地域毎の書誌学的特徴や共通点等を考察する。

次年度使用額が生じた理由

前年度までの間で、ベトナムを対象とする現地調査を中心に使用計画を立てていたが、新型コロナウイルスの流行により海外渡航が不可能であったこと、また今年度は海外滞在により研究を中断したため次年度使用額が生じた。
研究の再開後の使用額については、研究課題の性質上、現地調査による典籍資料の実見が不可欠であるため、再び旅費及び書籍購入費として計上し、ベトナム・中国・韓国等における調査の実施と資料の収集を実施したい。

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公開日: 2023-12-25  

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