研究課題/領域番号 |
20K01236
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研究機関 | 滋賀県立琵琶湖博物館 |
研究代表者 |
辻川 智代 滋賀県立琵琶湖博物館, 研究部, 特別研究員 (70443463)
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研究分担者 |
渡部 圭一 滋賀県立琵琶湖博物館, 研究部, 主任学芸員 (80454081)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 農閑期副業 / 筌 / 籠 |
研究実績の概要 |
研究計画において、①滋賀県内での調査(守山市の筌、長浜市の小原籠)、②文献調査(筌、籠の製作について市町村史、字史、博物館図録)、③その他地域での参考調査(内水面漁撈である「八郎潟漁撈用具」「最上川水系の漁撈用具」「江の川流域の漁撈用具」など)を挙げていたが、2020年度においては新型コロナウィルス感染予防のため、他県への移動や高齢者への接触が憚られたため、①と③を避けて、②の文献調査を中心に研究を進めた。 まず、滋賀県内の市町村史、博物館関係図書、字史などの図書から筌、籠に関する資料調査を行い、データベースを作成した。その中で大正6年に滋賀県内務部が刊行した『滋賀県之副業』という図書があったため、内容をデータベース化するため、入力作業を行った。これにより、当時の滋賀県の副業としての手工業生産について把握することができた。また、筌製作については生産と使用状況を調査するため、内水面漁撈などに関する文献を収集している。 今後の作業として、滋賀県内の文献調査がほぼ終了したため、県外の筌・籠製作についての文献調査を追加する。一方で現地調査の対象を絞り、現地に赴いて聞き取り調査を行う。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
当該年度は新型コロナウィルス感染予防のため、他県への移動や高齢者への接触が憚られたため、現地調査に関する作業が遅れている。
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今後の研究の推進方策 |
滋賀県内の文献調査がほぼ終了したため、県外の文献調査も行い、今後の現地調査の対象が決定する。今後は感染対策を十分に行った上、現地調査に赴き、聞き取り調査を行う。
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