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2021 年度 実施状況報告書

国連内部法の体系的研究

研究課題

研究課題/領域番号 20K01316
研究機関岡山大学

研究代表者

黒神 直純  岡山大学, 社会文化科学学域, 教授 (80294396)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワード国連 / 国連憲章 / 国際機構
研究実績の概要

2年目となる2021年度の研究として、国連憲章を頂点とする国連法体系におけるいわゆる「組織法の研究」を主として行った。ここでは、諸機関が規則・決議を採択することによって形成される成文法規範と、諸機関の慣行による不文法規範の研究が中心となる。具体的には、国連関連のデータベースや、国連広報センターを通じて資料収集を行い、国連各機関の決議、議事録等各種関連文書、各補助機関発行の諸規則、Repertory of United Nations Organsなどの資料の分析を中心的に行った。
全体として、国連創設後総会や安全保障理事会(以下、安保理)などの諸機関で定められた成文法規則や決定、あるいは、各機関や加盟国の実行に基づく慣習規範などさまざまな規範を整理し、その生成メカニズムを明らかにした。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

当初予定した通り、国連内部に生起する法秩序を検討するため、必要な資料収集が行えた。

今後の研究の推進方策

今後は、今年度に整理することができた国連内部法秩序の研究に加え、対外的ないわゆる作用法の研究を実施したい。

次年度使用額が生じた理由

2021年度はコロナ禍の影響で、予定した出張等ができず、予定よりも残額が生じることとなった。最終年度となる来年度は、今年度の残額と併せて計画的に執行する所存である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2021

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 国際組織の法人格2021

    • 著者名/発表者名
      黒神直純
    • 雑誌名

      国際法判例百選

      巻: なし ページ: 82-83

URL: 

公開日: 2022-12-28  

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