研究課題
本研究では、国連内部のあらゆる法現象を研究対象とし、これらの規範を整理し、それらが生起し生成されるメカニズム分析することにより、国連憲章を頂点とした法構造を明らかにしてきた。これまで、前提的な考察と、内部組織法の研究を重ねてきていたが、今年度は、とくに内部法を構成するもう1つの作用法の研究にとりかかった。具体的には、憲章25条に基づく安保理決議の分析を中心として行った。