研究課題/領域番号 |
20K01400
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研究機関 | 尚美学園大学 |
研究代表者 |
崔 光日 尚美学園大学, その他部局等, 研究員 (60360880)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 懲罰的損害賠償 / 損害賠償の目的 / 不法行為法の機能 / 懲罰的損害賠償の受容 / 民刑事責任峻別 |
研究実績の概要 |
本研究課題の最終年度である今年度には、対象国である中国と台湾がコロナ感染症流行による厳しい入国制限を継続して実施したため、当初計画していた現地調査と研究協力者との交流(研究会の開催など)ができず、新しい研究成果ほとんどが得られなかった。 韓国については、2022年夏(6月)から入国ができるようになったので、2022年7月に現地を訪問し、図書館などで研究資料を収集することができたが、渡航直前から韓国滞在期間中にかけて急激な感染拡大が起きたためため、予定していた現地の研究協力者との対面での交流ができず、予期の研究成果が得られなかった。 研究対象国の上記のような事情により、最終年度である本年度に中国・韓国・台湾の研究者を日本に招いて開催する予定だったシンポジウムを開催することだできなった。 台湾の中国国籍者(研究代表者の国籍は中国)に対する入境規制が続いているため、台湾現地調査は当面困難であるが、中国と韓国は入国規制が撤廃され、現地調査と対面での交流ができるようになったので、研究期間の延長が認められた令和5年度には、先ず中国と韓国の現地調査を行い、年度内に中国と韓国に加え台湾の研究者も招いて、日本でシンポジウムを開催し、研究成果をまとめる予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
今年度も本研究の対象国である中国と台湾がコロナ感染症流行による厳しい入国制限を継続して実施したため、当初計画していた現地調査と研究協力者との交流(研究会の開催など)ができなかった。 韓国については、2022年夏(6月)から入国ができるようになったので、2022年7月に現地を訪問したが、渡航直前から韓国滞在期間中にかけて急激な感染拡大が起きたためため、予定していた現地の研究協力者との対面での交流ができなかった。 研究対象国の上記のような事情により、最終年度である本年度に中国・韓国・台湾の研究者を日本に招いて開催する予定だったシンポジウムを開催することだできなった。
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今後の研究の推進方策 |
台湾の中国国籍者(研究代表者の国籍は中国)に対する入境規制が続いているため、台湾現地調査は当面困難であるが、中国と韓国は入国規制が撤廃され、現地調査と対面での交流ができるようになったので、研究期間の延長が認められた令和5年度には、先ず中国と韓国の現地調査を行い、年度内に台湾訪問ができない場合には、台湾の研究協力者を日本に招いて研究交流を行い、適切な時期に日本で中国と韓国に加え台湾の研究者も参加するシンポジウムを開催して、研究成果をまとめる予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
前記のような研究対象国におけるコロナ感染症の流行および厳しい入国制限のため、中国と台湾の現地調査ができず、韓国への渡航はできたが、現地の研究協力者との対面での交流ができず、本研究の最終年度である今年度に予定していた日本でのシンポジウムが開催できなかったので、次年度使用額が生じた。 研究期間の一年延長が認められ、中国と韓国の入国規制が撤廃されたので、来年度には中国と韓国の現地調査および現地の協力者との研究交流を行ったうえで、両国の研究者に加え台湾の研究者も日本に招いて、当初計画していたシンポジウムを開催する。
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