研究課題/領域番号 |
20K01482
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分06010:政治学関連
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研究機関 | 成城大学 |
研究代表者 |
福田 宏 成城大学, 法学部, 准教授 (60312336)
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研究分担者 |
姉川 雄大 長崎大学, 多文化社会学部, 准教授 (00554304)
河合 信晴 広島大学, 人間社会科学研究科(総), 准教授 (20720428)
菅原 祥 京都産業大学, 現代社会学部, 准教授 (80739409)
門間 卓也 愛知学院大学, 文学部, 准教授 (90868291)
加藤 久子 大和大学, 社会学部, 教授 (10646285)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 後期社会主義 / 東欧 / 新自由主義 / チェコとスロヴァキア / 東ドイツ / ポーランド / ハンガリー / ユーゴスラヴィア |
研究成果の概要 |
本研究においては、旧東欧諸国を専門とする計6名による共同研究により、後期社会主義期における権威主義体制の強靱性を検討した。2010年代の半ば頃より民主主義の「後退」や権威主義体制の「しぶとさ」が盛んに議論されるようになってきていることに鑑み、この地域における非民主的体制が1989年まで持続した背景について、狭い意味での政治だけでなく、社会や文化の領域にも対象を広げる形で比較研究を実施した。コロナ禍により現地調査ができない時期があったため研究期間を1年延長したが、相応の研究成果を収めることができたと考えている。
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自由記述の分野 |
中東欧の政治と近現代史
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
小規模科研を6人で分担する形であったため、それぞれが基礎を積み上げていくことを最優先し、全体として大きな成果を出すという方式は採らなかった。個々の実績については別紙を参照して頂きたいが、共通の成果としては、2023年度にオーストリアの研究者フィリップ・テーア(Philipp Ther)氏を招いて国際研究集会(ワークショップ)を実施したこと、また、彼の主著(Die neue Ordnung auf dem alten Kontinent, 2016)の翻訳を行ったこと(実際の出版は2024年度)などが挙げられる。
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