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2023 年度 実績報告書

日本と欧米諸国の基礎的自治体における政治的意思決定への住民参加と政策への影響

研究課題

研究課題/領域番号 20K01483
研究機関東海大学

研究代表者

岡本 三彦  東海大学, 政治経済学部, 教授 (50341011)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワード住民投票 / 市議会 / 政治的意思決定 / 住民参加
研究実績の概要

本研究プロジェクトは2020年から2022年までの3年間の計画であったが、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)のパンデミックにより外国での調査およびアンケート調査が予定どおりに実施できなかったため、2023年度末まで1年延長した。
本研究プロジェクトは、地方議会の任務と機能、住民投票や執行機関など他の政治機関との関係について継続的に研究しているものの一環であり、これまでに2001年および2010年の2回にわたってスイス・チューリヒ市議会議員にアンケート調査を実施し、分析、結果を公表してきた。
3回目のアンケート調査は、当初、2021年に実施する予定であったが、上述の理由から延期せざるを得なくなり、2023年9月にチューリヒ市議会議員125名全員を対象に実施することになった。今回も、これまでと同様、同市議会議長、議会事務局長からの協力を得られたこともあって、議員125名のうち89名から回答があった(回答率:71.2%)。この種のアンケートで、しかも外国人研究者の手によるものとして7割以上の回答があったというのは決して低くはないといえる。その後、得られた回答を集計した。今回の調査結果の詳細と、過去の同調査との比較、分析結果については、学会、研究会での報告、論文等で公表する予定である。
2023年度の実績としては、学会報告を1本、書評1本を発表した。また、現時点で、2024年度中に、学会報告を1本、研究論文を2本、発表する予定である。いずれも本研究プロジェクトで得られた研究成果の一部である。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2024 2023

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 自治体における直接民主制の手段と政策への影響-日本と欧米諸国の住民投票を中心に-2024

    • 著者名/発表者名
      岡本 三彦
    • 学会等名
      日本行政学会
  • [学会発表] 地方自治体の公的オンブズマンの30年-川崎市市民オンブズマンを中心に2023

    • 著者名/発表者名
      岡本 三彦
    • 学会等名
      日本オンブズマン学会

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公開日: 2024-12-25  

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