現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
最大の理由は未曽有のコロナ禍対応の勤務校行政に追われ心身の調子を崩した点にある。予定していた海外出張計画もコロナ禍による渡航規制で断念せざるを得なかった。そらに勤務校の個別事情もある。コロナ以前から勤務校において現学長体制による密室的で非民主主義的なトップダウンの永久改革大学行政路線が度を増し、私のみならず多くの同僚教員が心身ともに著しく疲弊し、退職する教員も後を絶たないなど、かつて存在したゆとりのある研究・教育環境が急速に奪われつつある。「ワーク・ライフ・バランス」、「コンプライアンス」、「SDG'S推進」など勤務校が掲げるスローガンはどれも立派だが、すべて建前に過ぎず、組織の実態はそれら理念からどんどん遠ざかっている。この文章を読んだ文科省の担当者は勤務校に対し、就労環境の調査と改善を求める勧告を出してほしい。
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