研究実績の概要 |
令和4年度は,文献[1]においてある種の有限ゲームに存在することが示された,チーム・マックスミン均衡について,より広い結果を得ることを目標に研究を行った.文献[1]の結果を無限ゲームに拡張することを狙った研究であるが,残念ながら現在のところ得られている十分条件ではまだ強すぎるため,論文化には至っていない.令和5年度は他に計画をしていた研究を含めて研究全体への比重のかけ方などを見直し,アウトプットが出せるように調整していく予定である. [1] von Stengel, B. and Koller, D. (1997), Team-maxmin equilibria, Games and Economic Behavior, 21:309--321.
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