研究課題/領域番号 |
20K01590
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
西埜 晴久 広島大学, 人間社会科学研究科(社), 教授 (20305410)
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研究分担者 |
各務 和彦 名古屋市立大学, 大学院経済学研究科, 教授 (00456005)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 所得分配 / 不平等度 / 経済統計 / 計量経済学 |
研究実績の概要 |
研究代表者の健康の不平等度に関する研究論文はApplied Economics Lettersに印刷版として掲載された。また、研究分担者の各務和彦教授の論文では、金融政策が不平等度に与える研究論文がEmpirical Economicsに、そして、不平等度のローレンツ曲線を用いた時系列分析に関する論文がJournal of Business & Economic Statisticsに掲載された。
所得分布を調べるために必要な国民生活基礎調査の個票データの利用をお茶の水女子大学の永瀬伸子教授らと共同して申請し、さまざまな手続きを経てようやくデータを取得できたところである。データの利用はできるようになったが、実際の分析は、まだである。個票データが利用できることで所得分布の詳しい性質を明らかにできると考えている。
さらに、t分布のイノベーションをもつARMAモデルの推定に関する研究報告を、刈屋武昭喜寿記念の研究集会で行った。新型コロナウィルスの影響のため、海外に出張したり、海外から研究者を招いたりすることはなく、オンラインでの活動が中心であった。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
これまでの研究で投稿できていないものがあることと、厚生労働省の国民生活基礎調査の個票データの分析がまだ始められておらず遅れている。
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今後の研究の推進方策 |
これまでの研究でまだ投稿していないものがあるので早めに投稿を行う。また、個票データの分析が遅れているので、こちらも分析を行う予定である。2022年度も同じくオンラインでの活動が中心となるだろうが、機会をみつけて対面での活動もできるようにしたいと考えている。新型コロナ感染症のため、海外渡航ができず、旅費を利用することがなかったため、期間の延長を検討している。
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次年度使用額が生じた理由 |
新型コロナ感染症のため、国内での出張および海外渡航ができず、旅費を利用することがなかったのが次年度使用額が生じた理由である。そこで、国内および海外への出張の旅費、そして、物品への使用を計画している。
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