研究課題/領域番号 |
20K01689
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
庄司 匡宏 東京大学, 社会科学研究所, 教授 (20555289)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | 新型コロナウィルス / 途上国 / ジェンダー / 非認知能力 / 災害 |
研究実績の概要 |
これまで行ってきた途上国のジェンダーエンパワメントの研究に対して、2023年4月にJapanese Association for Development Economics (JADE)から不破賞を受賞した。受賞講演では、バングラデシュにおける女性への暴力に関する研究の途中経過を報告した。
また、著書『パンデミックと社会科学』が出版され、その中で「パンデミック初期のSNS利用と人々の行動」を執筆した。
このほか、計7回の研究報告を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
不破賞の受賞をはじめ、研究成果が定期的に出ており、査読中の論文や、新規で執筆中の論文も複数ある。
一方で、共同研究者の体調不良や調査対象地域におけるデング熱の発生により、調査計画が遅れている部分もある。
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今後の研究の推進方策 |
新たなデータ収集を行い、論文を執筆する。
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次年度使用額が生じた理由 |
バングラデシュでアンケート調査を実施する予定だったが、調査予定地域でデング熱が蔓延したこと、また現地の共同研究者もデング熱に感染したこと。
次年度に調査を実施予定である。
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