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2023 年度 研究成果報告書

動学モデルによる企業の実物投資・資本構成・倒産プロセスの解明

研究課題

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研究課題/領域番号 20K01769
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分07060:金融およびファイナンス関連
研究機関大阪大学

研究代表者

西原 理  大阪大学, 大学院経済学研究科, 教授 (20456940)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワードファイナンス / 金融工学 / リアルオプション
研究成果の概要

企業の実物投資・資金調達・倒産の問題について、以前は静学モデルで分析されることが多かったが、近年では動学的な確率モデルでタイミングや変動の問題を分析することが重要になっている。本研究では、新規的な理論モデルを開発・分析することにより、静学モデルでは分からなかった、企業活動の動学プロセスの解明を行うことができた。多数の国内外の学会等で、研究成果を口頭発表し、合計10本の論文が、国際的な査読付きジャーナルに掲載された。さらに、日本オペレーションズ・リサーチ学会研究賞やEuropean Journal of Operational Research Editor’s Choiceを受賞した。

自由記述の分野

ファイナンス

研究成果の学術的意義や社会的意義

企業の実物投資・資金調達・倒産の問題について、以前は静学的なモデルで分析されていたが、近年では動学的な確率モデルによる分析が重要になっている。本研究で行った動学的な確率モデルによる理論メカニズムの研究は、近年の経済・金融分野の最先端の研究課題の一つであり、学術的意義が非常に大きい。実際、多くの研究成果が、国際的にレベルの高い著名なジャーナルに掲載され、国内外で学術賞を受賞した。また、現代社会は、急速に変化し、不確実性も増している。このような変化に対応する企業のダイナミックな意思決定を解明することは、社会的意義も大きい。

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公開日: 2025-01-30  

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