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2023 年度 研究成果報告書

価値づくりにおけるSEDAモデルの理論化と実証

研究課題

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研究課題/領域番号 20K01935
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分07080:経営学関連
研究機関大阪大学

研究代表者

延岡 健太郎  大阪大学, 大学院経済学研究科, 教授 (90263409)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワードSEDAモデル / 統合的価値 / マツダ / 魂動デザイン / キーエンス
研究成果の概要

成果として、第一に、SEDAモデル(Science, Engineering, Design, Art)の概念モデルを完成させた。第二に、消費財では、「アート思考のものづくり」(日本経済新聞出版)を出版した。ユーザーに迎合するのではなく、デザイン哲学を表現する重要性を明らかにした。
第三に、SEDAモデルを生産財企業へ応用する実証研究を実施し「キーエンス 高付加価値経営の論理」(日本経済新聞出版)を出版した。キーエンスは顧客企業の利益を最大化するためのソリューション提案を実施している点を明確にした。
2冊の著書を出版した点も含めて、計画通りにSEDAモデルの理論化と実証において成果をあげた。

自由記述の分野

経営学

研究成果の学術的意義や社会的意義

イノベーションには、消費財であれば感性に訴える価値、生産財であれば顧客企業にとっての実際のソリューションに結びつく価値に代表される暗黙的な顧客価値が必要になった。それに取り組むために最適な概念的モデルがSEDAモデル(Science, Engineering, Design, Art)である。本研究はSEDAモデル全体の中で、4つを融合するための理論的なフレームワークを開発し、同時にそれを裏付ける実証研究を行なった。学術的に初めての試みである。加えて、本研究で行なったSEDAモデルの発展は、日本のイノベーション政策や企業マネジメントにとって、理論的にも、実務的にも役立つ。

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公開日: 2025-01-30  

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