• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2020 年度 実施状況報告書

アントレプレナーシップ教育におけるチームのアウトプットに影響を与える要素分析

研究課題

研究課題/領域番号 20K01939
研究機関神奈川県立保健福祉大学

研究代表者

島岡 未来子  神奈川県立保健福祉大学, ヘルスイノベーション研究科, 教授 (10614612)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワード起業家教育 / アントレプレナーシップ教育 / チーム
研究実績の概要

【データ収集の実施】WASEDA-EDGE 人材育成プログラムで実施しているオンラインでの起業家教育プログラムの2020年度開催部を対象に分析データの収集を行った。具体的には、1.メインルームとグループワークの録画、2.プログラム前、プログラム中、プログラム後の受講者を対象としたアンケート調査の実施である。

・対象ワークショップと期間は次のとおりである。1. 富山県新規事業インターンシップ、8月19日-21日(フェーズI)、8月22日-9月8日(フェーズII)インターンシップ、9月9日-11日(フェーズIII)2. 5大学合同プログラム(本庄市)8月26日-8月28日、3. 多摩美術大学連携(わせたま)プログラム9月16日-12月12日、4. 医療特化型プログラム(滋賀医科連携)9月5日-12月12日、5. ギャップファンドプロジェクト9月26日-3月13日。アンケートについては、100件以上を収集している。

【分析の実施】特に録画状態が良かった5大学合同プログラムを対象に、共同研究者とともに、画像データ、アンケート調査結果を分析した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

初年度は、データ収集を中心に行う予定であった。COVID19の影響により、対面からオンラインに授業やプログラムがすべて切り替わった。そのため、当初予定していた360度カメラではなく、zoomのブレイクアウト室をチームごとに録画するためのパソコンを4台購入した。チーム数は、プログラムごとに異なり6チームから11チームであった。録画については購入したパソコンを含み適宜対応した。録画結果の分析については、複数の共同研究者と議論中である。オンラインの講義の実施についてなど、国内学会で発表を行った。また、学会のパネルディスカッションでも発表した。当初予定していた初年度のデータ収集は実施できたため、おおむね順調に進展している、と考える。

今後の研究の推進方策

1.成果の発表:2020年度に収集したデータを分析し、国内外で学会発表を行う。さらに、論文の投稿を行う。
2.継続したデータ収集:2021年度に実施する起業家教育プログラムを対象に、画像データ、アンケートデータの収集を行う。

次年度使用額が生じた理由

COVID19の影響により、すべてがオンライン授業に切り替わった。そのため、当初予定していた対面でのワークショップの様子を録画する360度カメラではなく、zoomのブレイクアウトルームをチームごとに録画するパソコンの購入に切り替えた。パソコンの方が360度カメラよりも安価に購入できるため、また、今年度は試行的に4台のみ購入したため、次年度使用額が生じている。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2021 2020

すべて 学会発表 (3件) (うち招待講演 2件)

  • [学会発表] 価値創造のための教育とは何か、教育システムはどうあるべきか2021

    • 著者名/発表者名
      島岡未来子
    • 学会等名
      イノベーション教育学会 第8回年次大会
    • 招待講演
  • [学会発表] オンラインによる起業家教育の実践報告2021

    • 著者名/発表者名
      島岡未来子
    • 学会等名
      イノベーション教育学会 第8回年次大会
  • [学会発表] 危機を乗り越える P2M2020

    • 著者名/発表者名
      島岡未来子
    • 学会等名
      第30回国際P2M学会研究発表大会
    • 招待講演

URL: 

公開日: 2021-12-27  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi