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2023 年度 研究成果報告書

小売企業革新における持続的改善の促進と成果に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 20K02001
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分07090:商学関連
研究機関立命館大学

研究代表者

金 昌柱  立命館大学, 経営学部, 教授 (40580501)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワード小売企業革新 / バイヤー / 継続的改善 / 取引先関係管理 / 部門間連携 / 組織論 / マネジメント論 / チャネル論
研究成果の概要

小売企業の革新的な仕入活動の導入に関する実践的・理論的な課題を、バイヤー(仕入れ担当者)の継続的なマーチャンダイジング改善に関する管理の視点から考察した。本研究ではバイヤーの継続的MD改善は、部門間連携という内部組織の管理問題と仕入先との関係管理という企業間関係管理から相互に規定され、この規定関係によって企業の成果が変動することを明らかにした。とくに、仕入れの段階において小売企業が重視するプライベート・ブランド(PB)の商品ポジショニングが、これらのPBを提供するサプライヤーとのコンフリクトによって変化することを解明した。

自由記述の分野

商業

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の成果は従来の小売企業研究やチャネル理論の問題領域において革新的仕入活動の導入に関する課題を継続的改善に焦点を合わせ、バイヤーの仕入行動、企業間関係、内部組織の関連性を実証的に考察する点に独自性がある。この意味で本研究の成果を国内外へ発信することは、学際的視点からみた小売企業研究やチャネル論の位置づけだけではなく、継続的改善理論などのマネジメント論や組織論の更なる理論貢献を目指す点においても、重要な学術的意義を持つ。

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公開日: 2025-01-30  

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