| 研究課題/領域番号 |
20K02089
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| 研究機関 | 滋賀県立大学 |
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研究代表者 |
丸山 真央 滋賀県立大学, 人間文化学部, 教授 (80551374)
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| 研究分担者 |
陸 麗君 福岡県立大学, 人間社会学部, 准教授 (70803378)
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| 研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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| キーワード | 大都市圏ガバナンス改革 / 大都市圏 / 都市ガバナンス / 都市政治 / 政治社会学 / 大阪都構想 / COVID-19パンデミック |
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| 研究実績の概要 |
本研究は、日本における大都市圏ガバナンス改革の例として、大阪市を廃止して特別区を設置する、いわゆる「大阪都構想」に着目し、大都市圏ガバナンス改革をめぐる都市政治の構造と動態、および都市社会経済的背景を明らかにすることを目的とするものである。
研究の第2年目となる本年度は、「大阪都構想」をめぐる大阪府・市政の動きを中心に、関係する新聞・雑誌記事、行政資料、論文、図書等を収集し、引き続き基礎資料を整備することに努めた。それとあわせて、「大阪都構想」の2度目の住民投票（2020年11月実施）が新型コロナウイルス感染症の感染拡大（COVID-19パンデミック）の中で実施されたことをかんがみて、大阪府・市のコロナ対応に関する資料もあわせて収集、分析した。その成果は、英文ジャーナルに論文として発表した。
計画では、本年度中に、大阪市民を対象とする郵送法の質問紙調査、および、大阪府市政の主要政党・会派、関係団体のインタビュー調査をを実施することとしていたが、本年度もコロナの感染拡大に伴って研究活動が制約され、質問紙調査のサンプリング作業にかかる移動や対面でのインタビュー調査が困難な事態が続いたことから、本年度の調査実施はいずれも見送った。質問紙の設計、インタビュー候補の選定等、実査に向けた作業は、予定通り進めた。
本年度の公表成果としては、上記の英語論文のほか、過年度に行った学会大会シンポジウムの招待講演をもとにした日本語論文、本研究に関わる学術図書の書評論文、ハイブリッド開催のシンポジウムの招待講演等が挙げられる。
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| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
本年度に実施する予定であった質問紙調査やインタビュー調査が、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴って、実施が難しい状態が続いたため、本年度内の実施は引き続き見送ることとした。質問紙の設計やインタビュー先の候補の選定、必要な資料の整備、再分析等、調査に向けた準備が進めた。次年度以降、コロナ禍の状況を見極めて、適切な時機に適切な方法で調査を実施する予定である。
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| 今後の研究の推進方策 |
本年度に実施する予定であった質問紙調査とインタビュー調査は、新型コロナウイルス感染症の感染状況及び行動制限の状況等を見極めて、適切な時機に調査を実施する。当初予定の目的にかなう代替的な調査方法の検討の進めてきており、次年度には調査を実施する予定でいる。
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| 次年度使用額が生じた理由 |
本年度に実施予定であった質問紙調査、インタビュー調査が、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴って実施が困難な状況が続いたため、本年度内の実施は取りやめた。出江の調査についても、可能であれば次年度内に、新型コロナウイルス感染症の感染状況を見極めたうえで、適切な時機に適切な方法で、当初計画の目的にかなうように実施する。
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