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2021 年度 実施状況報告書

在日コリアンのポスト・アイデンティティ政治と文化表現

研究課題

研究課題/領域番号 20K02119
研究機関津田塾大学

研究代表者

川端 浩平  津田塾大学, 学芸学部, 准教授 (80563965)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワード差別 / アイデンティティ / 文化表現
研究実績の概要

今年度は、在日コリアンのラップ音楽家であるFUNI氏の活動(オンラインを含む)の調査および聞き取り調査などを実施した。その過程で、アフリカ系のハーフであり、ラップ音楽家及び作家である檀盧影氏への聞き取り調査を実施した。また、障がいを抱えたアーティスト兼写真家の中村智道氏への聞き取り調査をすることを通じて、マイノリティによる文化表現への理解を深めることができた。これらの研究成果を、オーストラリア学会大会、カルチュラルタイフーン(カルチュラル・スタディーズ学会主催)において口頭で発表した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

コロナ禍において、当初計画していたようなフィールドワーク及び聞き取り調査を実行することが困難であったため。

今後の研究の推進方策

対面による参与観察方のフィールドワークや聞き取り調査を進めて、前年度までの遅れを取り戻すとともに、在日コリアンやその他のルーツを持つ移民やマイノリティの文化表現に焦点を当てた研究やプロジェクトを進めていく。

次年度使用額が生じた理由

コロナ禍において、フィールド調査及び聞き取り調査を実施することが困難であったため。

研究成果

(2件)

すべて 2021

すべて 学会発表 (2件) (うち招待講演 2件)

  • [学会発表] 多文化的実践と放射能汚染ーー福島の朝鮮学校コミュニティのフィールドワークから2021

    • 著者名/発表者名
      川端浩平
    • 学会等名
      オーストラリア学会
    • 招待講演
  • [学会発表] 現代を徘徊するターナーの奴隷船ーーレイシャルキャピタリズム、あるいは'Back' Lives Matterをめぐって2021

    • 著者名/発表者名
      川端浩平
    • 学会等名
      カルチュラルスタディーズ学会
    • 招待講演

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公開日: 2022-12-28  

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