研究課題/領域番号 |
20K02171
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分08010:社会学関連
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
中井 美樹 立命館大学, 産業社会学部, 教授 (00241282)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 縦断データ / 欠損値 / 潜在クラス分析 / 主観的幸福感 / 隠れマルコフモデル |
研究成果の概要 |
本研究の成果は、確率モデルとそれに基づく統計手法を、欠損値を伴う社会調査データ解析へ応用することにより、新たな社会学的知見を得たことにある。研究期間には第一に、欠損値を伴う縦断調査データを扱う際のモデルの適切なパラメータ推定について検討した。第二に、手法の改善とその有効性の検証のため、検討したモデルを社会調査データに応用し、直接観測されない変数(潜在変数)の時間的な移行過程の分析を行った。
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自由記述の分野 |
社会学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年の調査データの統計解析技法の顕著な発展に比して、欠損・欠測を含む社会調査データへの対処手法はあまり注意が払われてこなかった。本研究の成果は推定バイアスを回避するための技法上の洗練という点で重要な学術的意義を持つ。また、学際的・国際的な共同研究を進め議論を深めることを通じて、日本の社会意識態度のパターン分類とその規定構造や主観的幸福感の経時的変化を明らかにしたことが社会的意義である。
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