研究課題/領域番号 |
20K02189
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研究機関 | 淑徳大学 |
研究代表者 |
山下 幸子 淑徳大学, 総合福祉学部, 教授 (60364890)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 障害者福祉 |
研究実績の概要 |
本研究の目的は、重度の身体障害と知的障害をあわせもっている重症心身障害者の地域生活支援の構造を明らかにし、実践課題の抽出とその解決方法を示すことである。2021年度も前年度に引き続き、新型コロナウイルス感染防止の観点から十分な調査研究活動ができず、また校務も多忙であったため、計画通りに研究を進めることができなかった。 そうした状況下で行いえた研究として、本研究課題に即した文献研究の継続があげられる。また、新型コロナウイルス流行下での障害者および介助サービス提供事業者へのインタビュー調査研究も行った。これは本課題研究(科研費基盤C(20K02189))とは異なり、厚生労働行政推進調査事業費補助金(新興・再興感染症及び予防接種政策推進研究事業)JPMH20HA2011 の助成を受けたものであるが、おおむね共通した研究関心に基づき研究を実施している。調査により、その都度の新型コロナウイルス感染状況に応じ変更となる介助派遣体制の様相や、そうした変更や対応の判断を常に迫られる事業所および介助サービスを受ける障害者の困難の様相が明らかになった。調査結果は2022年度に、所属する学会大会で報告の予定である。 2021年度の研究成果は次のとおりである。山下幸子(2022)「(研究ノート)障害福祉サービスにおける新型コロナウイルス(COVID-19)感染防止のための対応について―2020年度の国による事務連絡等の整理作業を通じて」『淑徳大学研究紀要(総合福祉学部・コミュニティ政策学部)』(56),263-283.
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
新型コロナウイルス感染防止の観点から調査研究が困難であったことと、校務が多忙であったことが、その理由である
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今後の研究の推進方策 |
重症心身障害者の地域生活支援にかかわる文献研究を継続する。同時に調査研究をテレビ会議システム等を用いて継続的に行い、最終年度の研究成果とりまとめにつなげていく。
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次年度使用額が生じた理由 |
2021年度に十分に研究を進めることができなかったため、次年度使用額が生じている。2022年度は2021、2022年度の研究費を活用し、研究課題の遂行を目指す。
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