本研究は地域活性化に資するための農福連携を実施するためのプログラム理論を構築するために実施された。プログラム理論とはプログラム評価の手法を用いた理論生成の方法であり、本研究においては、社会課題解決のために有効な科学的で根拠のある社会プログラムを生成する方法論であるCD-TEP評価アプローチ法を用いて効果モデルを作成した。農福連携は、農業分野において障害者が就労することにより農業分野の人手不足の課題と障害者の社会参画を目指す社会課題を解決するために実施されているものであるが、実施にあたっていくつかの問題が把握されている。それらの問題に対してCD-TEP法を用いて、農福連携の効果モデルを作成した。
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