研究課題/領域番号 |
20K02254
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研究機関 | 龍谷大学 |
研究代表者 |
大塩 まゆみ 龍谷大学, 社会学部, 教授 (90269738)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 家計簿 / 家計管理 / 老後生活 / 防貧 / 家計 / ライフプラン / 生活 / マネープラン |
研究実績の概要 |
老後生活と家計簿についてのアンケート調査を、京都リビング新聞社に委託し実施した。 集計結果を4月末に受け取ったので、これから点検し分析する予定である。長寿社会において老後に貧困化しないための対策の一つとして、家計管理をすることが考えられる。そこで、アンケート調査を実施することにした。リビング京都新聞は、京都府と滋賀県の一部地域に無料配布される生活情報紙である。このフリーペーパーは、「かけいぼ診断」を長年掲載しており、具体的な家計簿とファイナンシャルプランナーのアドバイスが掲載されている。これについては、すでに過去10年間の約400ケースを集計分析した。そこで、今回は、このリビング京都新聞のweb版の会員登録をしている読者を対象に2022年2月に「生活と家計についての意識調査」を実施した。このアンケートでは、現在の生活への満足度・心配事、老後の不安を感じているか、それに対して何か準備しているか、年金額を把握しているか、将来のライフプラン・マネープランをたてているか、家計簿をつけているか、どのような方法で家計簿をつけているか等について質問した。 研究目的は、家計管理の現状を把握すること、および老後の貧困予防の方法について探ることである。今回、京都府内という限定的な地域ではあるが、1900人ほどの回答を得ることができ、家計についての意識調査ができた。クロス集計をしグラフ化する作業などがあるので、それらをすませてから、具体的なことは、今後、論文として報告する予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
京都リビング新聞社のご協力により、順調に進行しています。
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今後の研究の推進方策 |
今後、アンケート調査を分析し、報告のための論文を執筆し、学内紀要に投稿予定。
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次年度使用額が生じた理由 |
コロナ禍にあり海外出張ができず、研究内容を変更したため。今後は、アンケート調査精査やグラフ化、論文執筆の作業や追加的な聞き取り、アンケート調査実施・集計協力者との連絡調整ための費用として残額を使いたいと考えている。
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