• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2020 年度 実施状況報告書

児童養護施設におけるネグレクト児の心理的回復プロセスに関するフォローアップ調査

研究課題

研究課題/領域番号 20K02278
研究機関和光大学

研究代表者

菅野 恵  和光大学, 現代人間学部, 教授 (80760743)

研究分担者 島田 正亮  杏林大学, 保健学部, 講師 (80580563)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワード児童養護施設 / ネグレクト / 心理的回復プロセス / フォローアップ調査
研究実績の概要

児童養護施設に入所した後のネグレクト児の追跡調査として2016年に行った基礎調査から3年後にどのような状況になっているか実態を明らかにするため、2020年度にケアワーカーを対象に質問紙調査を実施する予定であった。研究協力施設の管理職と打ち合わせを行い調査実施に向けて準備を進めていたが、2020年4月以降の新型コロナウイルス感染症拡大の影響により施設への外部者の立ち入りが禁止となり、ケアワーカーの業務過多で調査協力を得られない状況となった。研究協力施設が3度目の緊急事態宣言の該当地域であり外部者の立ち入り制限をしている状況であるが、研究スケジュールを見直し2021年7月以降には調査を実施できるように管理職と協議のうえ進めていく予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

管理職と打ち合わせを行い調査実施の準備を行っていたが、当初予期していなかった新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、研究協力施設の外部者の立ち入り禁止や現場の混乱などで調査実施に至っていない。

今後の研究の推進方策

研究協力施設が3度目の緊急事態宣言の該当地域であり、施設では外部者の立ち入りを制限していることから現地での調査が厳しい状況にある。現場の正常化を待って2021年7~8月頃には質問紙調査を行う見込みである。今後計画しているインタビュー調査についても対面実施が難しければZoomを利用するなどの対応策を講じる。

次年度使用額が生じた理由

コロナ禍で調査実施ができず、学会出張での支出もなくなったため。次年度は調査実施予定のため調査にかかる費用の支出が見込まれる。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2020

すべて 雑誌論文 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 社会的養護におかれた子どもたちのコロナ禍による影響とメンタルヘルス2020

    • 著者名/発表者名
      菅野恵
    • 雑誌名

      こころの健康

      巻: 35 ページ: 8-13

  • [図書] 福祉心理学を学ぶー児童虐待防止と心の支援ー2020

    • 著者名/発表者名
      菅野恵
    • 総ページ数
      219
    • 出版者
      勁草書房
    • ISBN
      978-4-326-25148-3

URL: 

公開日: 2021-12-27  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi