研究課題/領域番号 |
20K02298
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分08020:社会福祉学関連
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研究機関 | 新見公立大学 |
研究代表者 |
八重樫 牧子 新見公立大学, 健康科学部, 講師 (80069137)
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研究分担者 |
泉 宗孝 新見公立大学, 健康科学部, 助教 (10847461)
三好 年江 就実短期大学, 幼児教育学科, 准教授 (70390250)
直島 克樹 川崎医療福祉大学, 医療福祉学部, 講師 (70515832)
井上 信次 新見公立大学, 健康科学部, 教授 (80441484)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 児童館 / 利用者評価 / 子どもの社会性 / 子育て支援 / 相談支援 / ソーシャルワーク |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、地域の児童館の子育ち・子育て支援におけるソーシャルワークに関する実証的研究を行うことによって、児童館の子育ち・子育て支援のソーシャルワーク実践モデルを明らかにすることである。A市とB市の児童館の職員に対するフォーカス・グループインタビュー、および児童館を利用する子どもと保護者を対象とするアンケートを実施した結果、①児童館によく利用する子どもは職員によく相談しており、協調性や創造性が高く、②児童館をよく利用し、また支援者によく相談する保護者ほど児童館の利用者評価が高くなっていた。このことから地域の特性を踏まえた児童館の相談支援(ソーシャルワーク)の重要性が明らかになった。
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自由記述の分野 |
社会福祉学関連
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
A市とB市の児童館の利用状況や利用評価を調査研究した結果、B市の児童館を利用する子どもや保護者の方が利用者評価が高く、地域差が明らかになった。児童館の職員に相談することによって、子どもの社会性(協調性・創造性)が高くなることや、保護者の利用者評価が高くなることも明らかになった。このことから、地域の児童館の特性を踏まえて、児童館の相談支援(ソーシャルワーク)の充実を図っていくことの重要性を実証的に明らかにすることができたことに社会的意義があるといえる。
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