研究課題/領域番号 |
20K02310
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
呉 世雄 立命館大学, 産業社会学部, 准教授 (00708000)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 社会起業 / 開発的ソーシャルワーク / 社会的企業 / エンパワーメント相乗モデル / 福祉経営 / 実践効果 |
研究実績の概要 |
新型コロナウイルスの影響により、当初予定したフィールドワークやインタビュー調査を行うことができず、前年度に行った調査結果のまとめや分析作業、社会起業や社会的課題に関する国内の動向や先進事例に関する原稿を執筆し電子ジャーナルなどに投稿を行った。具体的には、以下の通りである。 ①インタビュー調査の報告書作成:グァンジン社会的経済ネットワーク(ソウル市)を介して行った、元生活困窮者(2名)のインタビュー調査結果をテープ起こし・翻訳作業を経て、ライフストーリー分析法を用いて分析・考察を行った。 ②日本の社会福祉実践における先進事例や福祉課題などに関連する原稿執筆と発信:関連テーマについて原稿を執筆し、韓国社会福祉協議会が発行する電子ジャーナルに掲載した。 呉世雄(2020)「地域包括ケアの事例-広島県御調町の挑戦と成果」『月刊福祉ジャーナル』141、60-63。呉世雄(2020)「地域包括ケアの制度化過程と特徴」『月刊福祉ジャーナル』142、62-65。呉世雄(2020)「地域包括ケアの事例-埼玉県和光市の成果」『月刊福祉ジャーナル』143、58-61。呉世雄(2020)「地域包括ケアと在宅サービス」『月刊福祉ジャーナル』144、60-63。呉世雄(2020)「ふるさと納税制度の現状と課題」『月刊福祉ジャーナル』147、58-61。呉世雄(2020)「引きこもりの長期化・高齢化と8050問題」『月刊福祉ジャーナル』148、58-61。呉世雄(2021)「COVID19と自殺問題」『月刊福祉ジャーナル』149、64-67。呉世雄(2021)「子ども食堂-触れ合いと参加による地域福祉」『月刊福祉ジャーナル』150、54-57。呉世雄(2021)「地震災害と社会福祉-東日本大震災から10年」『月刊福祉ジャーナル』151、52-55。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
新型コロナウイルスの影響により、現地調査を実施することができなかったため。
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今後の研究の推進方策 |
新型コロナウイルスの状況を踏まえながら、以下の研究活動を進めていきたい。 1.社会的弱者を雇用する福祉企業の経営者を対象に、エンパワーメントの視点から社会起業による労働統合支援の特徴や効果、課題などについてインタビュー調査を行う。なお、インタビュー調査の実施においては、対面のみならずオンラインでの実施も検討している。 2.社会的弱者を雇用する福祉企業やその支援組織を対象にアンケート調査を行う。
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次年度使用額が生じた理由 |
新型コロナウイルスの影響で現地調査を行うことができなかったため、次年度に繰越すこととなった。繰越額については、2021年度に行う予定のアンケート及びインタビュー調査の費用として充てる。
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