研究課題/領域番号 |
20K02431
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09010:教育学関連
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研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
名嶋 義直 琉球大学, グローバル教育支援機構, 教授 (60359552)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 批判的談話研究 / 民主的シティズンシップ教育 / 批判的リテラシー / 多様性 / 寛容さ |
研究成果の概要 |
最終目標である民主的シティズンシップ教育教材を刊行した。刊行後、民主的シティズンシップについて理解を深めたり実際に教材の使い方などを考えたりするオンラインイベントを複数回行った。そのほか国内外各機関において、批判的談話研究と民主的シティズンシップ教育とを融合させたワークショップや講座で講師を担当した。また複数の大学で特別講義や集中講義を行った。台北・香港では国際シンポジウムで発表も行った。論文掲載は書評も含め2本、掲載は4月となったが学際的な学術雑誌に沖縄の地方新聞の記事をデータとした論文も執筆した。以上が批判的談話研究と民主的シティズンシップ教育との融合についての研究成果とその還元である。
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自由記述の分野 |
批判的談話研究
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
民主的シティズンシップを育てる教材を出版することによって、教育において活用できるリソースを提供することができた。それによって民主的シティズンシップ教育に取り組み方の例を示すことができた。また、批判的談話研究と民主的シティズンシップとの融合を目指した実践的研究と教育実践をテーマとした講演・ワークショップ・特別授業・集中講義などを行った。それらの研究成果の還元によって、研究や教育に関わる人々に意識面でも変化や影響を生み出すことができた。つまり本研究成果は、物的リソースの提供だけではなく、心的リソースの提供も行った。これが本研究成果の研究成果の学術的意義や社会的意義である。
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