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2023 年度 実績報告書

新たな社会教育主事講習へのファシリテーション技法導入の有効性に関する基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 20K02436
研究機関放送大学

研究代表者

岩崎 久美子  放送大学, 教養学部, 教授 (10259989)

研究分担者 村上 徹也  独立行政法人国立青少年教育振興機構青少年教育研究センター, 青少年教育研究センター, センター長 (40614201) [辞退]
吉田 敦也  徳島大学, 人と地域共創センター, 非常勤講師 (50191573) [辞退]
赤尾 勝己  関西大学, 文学部, 教授 (90202506)
今西 ひとみ  帝京科学大学, 教育人間科学部, 教授 (20251697)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワードファシリテーション / 社会教育主事 / 社会教育士 / 社会教育主事講習 / 市民参画 / まちづくり / ポートランド州立大学
研究実績の概要

1.米国大学におけるオンライン・ファシリテーション演習への参加:米国オレゴン州ポートランド州立大学Center for Public Serviceが主催する「まちづくり人材育成プログラム」(各3時間・4回開催)のオンラインセッションに代表者及び分担者が参加し、米国のファシリテーション技法を用いたオンライン講習について参与観察を行い、そこで得た知見や技法を研究会で取り上げ、教材開発の方向性を決定した。
2.米国におけるファシリテーション教材の翻訳・出版:米国で4版を重ねるファシリテーション技法の解説書Ingrid Bens, Facilitating with Ease!, John Wiley & Sons, Inc, 2018を『ファシリテーター・ハンドブック』(明石書店 2023)として翻訳・刊行した。
3.米国調査の実施:ポートランド近郊の公共図書館やコミュニティ・カレッジにおける市民参画へのファシリテーションについて担当者の調査を行った。
4.ポートランド州立大学の社会人教育を行うセンターであるCenter for Executive and Professional Education (PSU/CEPE)との教材の共同制作:PSU/CEPE連携し、日本での講演会の実施や打ち合わせの後、共同で教材開発を行い、日本、米国のいずれでも使用可能な米国人によるファシリテーションのガイダンスビデオを作成した。
5.日本での実践と成果発表:社会教育実践研究センター、岡山大学、放送大学などの社会教育主事講習で成果物の活用や知見の提供を行ない、ファシリテーション技法を含む社会教育主事のコア・スキルに関する調査(アンケート調査とインタビュー調査)を行い、その結果を日本生涯教育学会で発表し、その後学会論集に投稿・掲載された。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2023

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 「SDGs達成のまちづくりを可能にする社会教育ー日本唯一のユネスコ学習都市・岡山市と関連させてー」2023

    • 著者名/発表者名
      赤尾勝己
    • 雑誌名

      日本社会教育学会年報

      巻: 第67集 ページ: 135-146

    • 査読あり
  • [学会発表] 共生社会に向けた生涯学習支援ー社会学的観点を中心にー2023

    • 著者名/発表者名
      赤尾勝己
    • 学会等名
      日本学習社会学会第20回大会記念シンポジウム「共生社会における複合的な生涯学習支援の可能性ー先住民族への支援の課題について考えるー」
  • [学会発表] ネットワーク型行政の推進に伴う社会教育経営の課題と展望 ~地域における社会教育の固有性について考える~2023

    • 著者名/発表者名
      赤尾勝己
    • 学会等名
      関西教育行政学会
  • [図書] ファシリテーター・ハンドブック2023

    • 著者名/発表者名
      イングリッド・ベンズ(似内遼一監訳 荻野亮吾、岩崎久美子、吉田敦也訳)
    • 総ページ数
      308
    • 出版者
      明石書店
    • ISBN
      978-4-7503-5617-4

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公開日: 2024-12-25  

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