研究課題/領域番号 |
20K02510
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研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
降旗 信一 東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 教授 (00452946)
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研究分担者 |
SINGER Jane 京都大学, 地球環境学堂, 准教授 (00570003)
秦 範子 都留文科大学, 教養学部, 非常勤講師 (20829783)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 自主防災組織 / DX教育 / 地域教育資源 / 単元指導計画 / 小学校 / 中学校 / 高等学校 |
研究実績の概要 |
本研究では、東京都府中市および神奈川県秦野市における大学と中学校との連携における学社融合ESDプログラムの開発を行った。 研究初年度は、「自主防災組織における学社融合ESDプログラム研究会(RG-DRRLC)」を設立し、東京農工大学(府中市)と東海大学(秦野市)において、学生(東京農工大学においては教職課程履修学生、東海大学においては社会教育主事課程履修学生)による地域教育資源調査を実施した。 その結果、60の小学校、中学校、高等学校において「A表.地域教育資源の概要」「B表.地域教育資源を活用した単元指導計画」「C表.体験型アクティビティ」「D表.学校の概要」の4タイプの表が完成し、全体では240の調査表を作成した。さらにこれらの表は、ウェブサイトを通じて、地域住民、学校教員の有志を対象に公開されており、今後、さらなる議論を経てバージョンアップできる形となっている。 研究2年度は、より防災に特化した形でのプログラム開発に取り組むほか、英語による調査表の作成を行い、アジア地域においてもこの手法の有効性について検証を行いたい。また、学生間、学生と地域住民、学生と地域住民と学校教員の間、でそれぞれオンラインによるより円滑なコミュニケーションの手法としてDX教育方法の開発を行いたい。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
コロナ渦により、とりわけ中学校、地域住民組織との交流が難しい状況がおきたが、学生たちによるプログラム開発は順調に行われた。当面、学生による開発を続け、コロナ渦が終息した後、いつでも学校、地域との交流を再開できるよう準備を進めたい。開発作業はこの間も継続させていきたい。
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今後の研究の推進方策 |
研究2年度は、より防災に特化した形でのプログラム開発に取り組むほか、英語による調査表の作成を行い、アジア地域においてもこの手法の有効性について検証を行いたい。また、学生間、学生と地域住民、学生と地域住民と学校教員の間、でそれぞれオンラインによるより円滑なコミュニケーションの手法としてDX教育方法の開発を行いたい。
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次年度使用額が生じた理由 |
コロナ渦により当初予定していた調査の一部が実施できなかったため
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