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2020 年度 実施状況報告書

日本とドイツのトランスナショナル高等教育の比較研究:国際共同大学の持続可能性

研究課題

研究課題/領域番号 20K02561
研究機関福山市立大学

研究代表者

上別府 隆男  福山市立大学, 都市経営学部, 教授 (50350707)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワードトランスナショナル高等教育 / 国際共同大学 / 日本 / ドイツ / エジプト / ベトナム / マレーシア / トルコ
研究実績の概要

本研究は、トランスナショナル高等教育の中の国際共同大学に注目し、ドイツと日本がアジアと中東で展開する国際共同大学6校の比較から、国際共同大学の持続可能な運営の在り方を導き出すことを目的とし、(a)6校の持続的運営を可能とする大学ガバナンスの在り方は何か、(b)6校の持続的運営に必要な教育プログラムはどうあるべきか、(c)6校の持続的運営に必要な提供国政府・受入国政府の支援体制はどのようなものか、そして(a)~(c)を踏まえ、(d)6校の持続的運営を可能とする「共同性」とは何か、の4課題について検討を行うものである。
調査対象大学はエジプト:カイロ・ドイツ大学、エジプト日本科学技術大学、トルコ:トルコ・ドイツ大学 、ベトナム:ベトナム・ドイツ大学、日越大学、マレーシア:マレーシア日本国際工科院であり、初年度は、(1)ドイツと日本の高等教育国際戦略とトランスナショナル高等教育戦略・実践に関する最新のデータ収集と分析(ボン・東京)、(2)エジプト・マレーシア・トルコにおけるインタビュー・アンケート等調査(1回目)と分析(カイロ/アレキサンドリア・クアラルンプール・イスタンブール)以下の活動を予定していた。
しかしながら、コロナ禍により、予定していたエジプト、トルコ、マレーシアにおけるフィールドワークは全くできなかったため、文献検索やオンラインによるインタビューを可能な限り行い、またオンラインセミナー参加などによりデータの収集を行った。その結果、エジプト、トルコ、マレーシア、ベトナムの高等教育と国際共同大学に関し、主要文献リスト、先行研究概要、インタビュー対象者リストを作成した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

コロナ禍により、予定していたエジプト、トルコ、マレーシアにおけるフィールドワークは全くできなかったため、文献検索やオンラインによるインタビューを可能な限り行い、またオンラインセミナー参加などによりデータの収集を行った。

今後の研究の推進方策

コロナ禍の改善状況に拠るが、海外出張が可能になった段階で、昨年度できなかった現地調査を行う。同時に、オンラインによる海外の情報収集を継続する。

次年度使用額が生じた理由

コロナ禍により海外調査が全くできなかったため。使用計画としては、コロナ禍の改善状況に拠るが、海外出張が可能になった段階で、昨年度できなかった現地調査を行う。同時に、オンラインによる海外の情報収集を継続する。

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公開日: 2021-12-27  

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