研究課題
基盤研究(C)
本研究では重症心身障害児を含む集団の保育として、子ども同士が関わり合う上で必要な保育者の専門性を可視化することを主たる目的とした。重症心身障害児を含む集団の保育に必要な保育者の専門性として、4種類の保育を創造する力の概念の存在を明らかにすることができた。特に姿勢や運動発達に着目して保育を創造することが重症心身障害児を含む集団としての特徴であることが示唆された。
特別支援教育
本研究の学術的意義として、これまで明らかにされていなかった重症心身障害児を含む集団の保育において、保育者の専門性の一部を可視化することができたことである。これらの成果によって、保育者が自身の力量を把握できるような指標を得ることや、保育者にとって自身のキャリア形成につながる道程を得ることにつながることが期待できる。