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2021 年度 実施状況報告書

原発事故後の子どもの身体と遊び 活動低下を強いられた子どもの回復プログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 20K02656
研究機関尚絅学院大学

研究代表者

東 義也  尚絅学院大学, 総合人間科学系, 教授 (60279495)

研究分担者 荒尾 貞一  北里大学, 獣医学部, 准教授 (30159488)
山崎 裕  尚絅学院大学, 総合人間科学系, 准教授 (40322656)
岩倉 政城  尚絅学院大学, 総合人間科学系, 名誉教授 (90005067)
峰 友紗  尚絅学院大学, 総合人間科学系, 准教授 (90587651)
Sam Murchie  尚絅学院大学, 総合人間科学系, 特任講師 (90714709)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワード訪問調査 / データ収集 / 健康診断 / 出生児のデータ
研究実績の概要

2020年度に収集したデータは、園によって書式が異なっていたため、まず統一された入力フォーマットを作成した。それから学生アルバイトを使っての入力を開始した。この入力作業はまだ途中の段階なので、分析するところまではまだ至っていない。
また、訪問調査については入手データの内容から質問項目の見直しを行なった。そして、調査計画を立てて南相馬市の保育園に依頼した。ところが市内で新型コロナウイルス感染症の拡大が起きてしまい、外部からの訪問についてはお断りされたという経緯があり、未だ実現していない。その他の地域への訪問調査も計画したままの状態になっている。
その他としては、2022年度に対面で予定されている日本保育学会とOMEP世界幼児教育・保育機構の世界大会への参加及び発表の準備を行った。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、各幼稚園及び保育園への立ち入り、訪問調査を行うことができなかった。
また、収集できたデータの入力作業についても、前期は学生の学内立ち入りが禁止されていたので全く進めることができなかった。後期になって少しずつ学内立ち入りが緩和されてきたので、学生アルバイトによる入力作業は多少進めることができたが、未だ全てのデータ入力作業は終わっていない。分析についても今後の課題となっている。

今後の研究の推進方策

これまで収集できているデータの入力が全て終了していないので、残りのデータ入力をアルバイト学生を再度募集して進める。
また、訪問調査も計画通りに行われていないので、コロナ感染拡大の状況を見極めながら至急進めていく。それから分析作業を進めたいと思います。
OMEP世界幼児教育・保育機構の世界大会は行われる予定なので、参加して途中経過などを発表してくる。各国からの参加者と交流し、東日本大地震と福島第一原子力発電所事故による放射能汚染の被害を受けた福島の保育施設の現在の子どもたちの印象を聞き取ってきたい。

次年度使用額が生じた理由

この年度も新型コロナウイルス感染症拡大の影響が非常に大きかった。訪問調査を行う予定であったが、南相馬市の感染状況が悪化したため、訪問することを断られてしまった。2022年度は必ず行い、また、他の園にも伺って記録・分析したい。
学会や国際大会も現時点では対面で行われる予定であるので、その準備を本格的に進めているところである。
収集したデータ入力も全て終了していないので、これも進め分析し、その結果を受けて幼児の心身発達を促すプログラムの開発に取り組んでいきたい。

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公開日: 2022-12-28  

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