小学生の睡眠状態と日常生活の関連要因について調査を実施した。合計126名(男子63名、女子63名)の参加者を分析した。参加児童の夜間の平均睡眠時間は9時間18.8分(±24.3分)であった。2週間の調査で、自分で起きた(自然覚醒)回数が半数以上(8日以上)の群と7日未満とに分けて分析した。睡眠と生活との関連を調べたところ、然覚醒が8日以上のグループでは、スマートフォンの使用時間が0時間の生徒が最も多く、7日未満のグループではスマートフォンの使用時間が2時間以上の生徒が最も多かった。我々の結果からスマートフォンの使用と子どもの睡眠リズムの関係が示唆された。
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