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2023 年度 実施状況報告書

幼児教育・保育のICT化のための養成、研修モデルの構築

研究課題

研究課題/領域番号 20K02686
研究機関常葉大学

研究代表者

高 向山  常葉大学, 健康プロデュース学部, 教授 (60410495)

研究分担者 山際 勇一郎  東京都立大学, 人文科学研究科, 客員教授 (00230342)
梅崎 高行  甲南女子大学, 人間科学部, 教授 (00350439)
若尾 良徳  日本体育大学, 児童スポーツ教育学部, 教授 (70364908)
小湊 真衣  帝京科学大学, 教育人間科学部, 講師 (60742731)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2025-03-31
キーワード保育のICT化 / 保育アプリ試用 / 保育ICT意識変化
研究実績の概要

本研究は幼児教育・保育のICT化のための養成モデルの構築を目指している。その基礎資料を得るために、過年度までに、保育のICTについて全国の保育施設を対象とした質問紙調査を実施した。本年度は(1)養成校の学生を対象とした保育アプリの試用前と試用後の意識変化等について、webアンケート調査を実施し、解析に耐えるデータ数を蓄積している。(2)園長へのインタビューを実施し、保育のICT化に養成校や自治体等に求める要素を確認した。(2)の結果として、養成校や自治体主導で保育のICT化を進めるならば、保育現場は受け入れる用意ができる場合もあることが分かった。保育現場でのリアクションにばらつきがあるため、まずは(3)実習日誌のICT化の準備を試み、安全かつ快適に使用可能かどうかの試験的運営の可能性を探った。そして(4)次年度ICTに関する質問紙調査の準備を行った。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

保育養成におけるICT教育について、学生を対象とした保育アプリ試用前後の意識変化に関する実践研究では必要なデータ数の確保に課題が生じていたため、時間を要している。

今後の研究の推進方策

現職保育者を対象とした研修モデルの構築に関しては、当初予定していた教員免許更新講習等の機会におけるデータの蓄積が不可能となったため、自治体担当者へのインタビューの実施や保育現場における質問紙調査の実施、保育アプリの活用などにより研究方法を転換する予定。

次年度使用額が生じた理由

保育学生データの蓄積や、対面調査に関しては保育者から自治体担当者へと研究対象者の変更、質問紙調査を新たに実施といった研修手法の変更により、通信費や出張費等を要するため次年度に繰り越す。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2023

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 保育のICT 化に関する全国意識調査―保護者とのコミュニケーションにおける課題2023

    • 著者名/発表者名
      髙 向山・小湊 真衣・梅崎 高行・若尾 良徳・山際勇一郎
    • 学会等名
      日本子育て学会

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公開日: 2024-12-25  

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