次年度使用額が生じた理由 |
理由:本研究では在外日本人学校で子どもを対象に調査をする予定であったが、新型コロナウイルス感染拡大によって、現地に渡航することが不可能となった。そのため、2020年に経費として申請していた旅費(654,000円)が未使用となった。また、現地での測定調査を行わなかったことから、測定で使用する消耗品は購入せず、使用した経費は調査実施やデータ整理等で必要となった消耗品および謝金のみであった。したがって、2020年度については収入1,500,000円のうち支出が207,994円となり、1,292,006円を繰り越しすることとなった。
使用計画:2020年度からの繰越金を有効的に活用する。使用計画としては、2021年度においても現在のところ海外渡航が難しいため、対象校以外の日本人学校にもアンケート調査の協力を依頼し、その際のデータ整理等の謝金として使用する。また、国内での学校調査は実施可能になりつつあることから、当初の計画より調査校を増やし、特に離島など本土と異なった環境にある学校の子どもについても調査を実施する。したがって、国内旅費および消耗品、測定調補助および資料整理等に対する人件費・謝金に充てる。また、海外渡航制限が緩和された際には、当初の予定通り旅費(外国)として活用し、応募した際の研究計画調書に沿って研究計画を遂行する。
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