次年度使用額が生じた理由 |
理由:本研究では在外日本人学校で子どもを対象に調査をする予定であったが、新型コロナウイルス感染拡大によって、現地に渡航することが不可能となった。そのため、2021年に経費として申請していた旅費は未使用となった。また、現地での測定調査を行わなかったことから、消耗品等の購入額も少なく、使用した経費は調査結果の印刷のために必要となった消耗品および郵送費のみであった。したがって、2021年度については収入1,500,000円に2021年度の繰越金1,292,006円を足した2,792,006円のうち、支出が168,964円となり、2,623,042円を繰り越しすることとなった。
使用計画:前年度までの繰越金を有効的に活用する。使用計画としては、2022年度においては、海外渡航が緩和されてきたことから日本人学校における現地調査を考え、申請者本人および研究協力者に関する海外旅費、そして消耗品やデータ整理等の謝金として使用する。また、国内での学校調査については継続して行っている調査校の他、へき地や離島など都市部と異なった環境にある学校の子どもについても調査を実施する。したがって、国内旅費および消耗品、測定調補助および資料整理等に対する人件費・謝金に充てる。
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