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2023 年度 実績報告書

教員の「働き方」改革に資する教員評価制度の機能と役割に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 20K02732
研究機関川崎医療福祉大学

研究代表者

諏訪 英広  川崎医療福祉大学, 医療技術学部, 教授 (80300440)

研究分担者 高谷 哲也  鹿児島大学, 法文教育学域教育学系, 准教授 (00464595)
湯藤 定宗  玉川大学, 教育学部, 教授 (20325137)
林 孝  広島大学, 人間社会科学研究科(教), 名誉教授 (30144786)
田中 真秀  大阪教育大学, 教育学部, 准教授 (50781530)
柏木 智子  立命館大学, 産業社会学部, 教授 (90571894)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワード教員の働き方改革 / 教員評価 / 目標管理
研究実績の概要

前年度までに実施したインタビュー調査の詳細分析を行ったものの,研究期間内の論文化は難しく,次年度になる予定である。
本科研のまとめの一貫として,「教員評価」を校種横断ならびに設置者横断の視点でまとめることで,各段階が置かれている状況を整理し,今後の「教員評価」の展望を示すことを目的とする論文を作成した。具体的には,「教員評価」と題される著作を整理し、これまでにどのような議論がなされてきたのか、また現時点でどのような課題があるのかという点について整理を試みた。主たる知見は,次の通りである。①教員評価を校種と設置形態によって全体的に並べてみた結果、小中学校・高等学校・大学には違いがあるものの、教員にとっての「評価」とそれに関わる管理職の姿勢という点においては共通項があった。②「教員評価」にあたっては、教員にとって納得感のあるものか、給与に反映されるのかという点や目標管理は管理職による管理統制なのか、それとも教員を守る側面を持っているのかという点で議論が分かれている実態があった。③その際,改めて「教員の働き方改革」という視座で「教員評価」を再解釈し,制度・政策への提言に繋げる必要があることが示唆された。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2024

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 校種横断断の視点からの「教員評価」の再検討 ―目標管理型「教員評価」制度導入から 20 年、改めて問い直す―2024

    • 著者名/発表者名
      田中真秀,諏訪英広
    • 雑誌名

      教育学研究論集

      巻: 21 ページ: 10,16

URL: 

公開日: 2024-12-25  

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